2017年9月19日火曜日

響きあい、感じあい、高めあうひととき

一昨日は堀田義樹さん、Aki-Ra Sunriseさんの『癒しの音瞑想』でした
言葉ではとても現しきれないけれど

またひとつ、ああ、このような体験をするために生まれてきて
いろいろあってもそれを乗り越え、こうして今ここにいるのだな
と思えるような体験をさせていただきました


命の源までさかのぼり、もう一度純粋な存在として
生まれなおす旅のようなひととき

あっと言う間のようでもあり
とても遠くの異次元まで長い旅をして新しい世界に帰ってきたような、、、





義樹さんは声を通して
アキラくんは楽器を通して
(以下、普段お呼びしているのと同じように記載させていただきます)

それぞれ方法は違っていても、同じように音の世界を通して
大いなる源のようなところに繋がる心地よさを
いつもみんなにシェアしてくださっているように私は感じていて


実際に一緒にコラボレーションすることで
寄り添ったり、支えたり、伸びやかに羽ばたいたり

お互いがお互いをどんどん高めあっていって
そこに参加者のみなさんも導かれ、共鳴し

ますます素晴らしい響きの世界を創造して拡大してゆくのを
とても嬉しく眩しく、感動しながら体験させていただきました。


そう、そこ!というツボをぐいぐい押され続けるような
今、聴きたかった音、欲しかった振動は、これだったのだと
思わせられるような音が連なり続けて


思った通りに素晴らしかったけれど
思った以上に最高の形に仕上げてくださったように感じました。




1部は
普段意識しきれていない呼吸、声 が
本当はどんな力を秘めていて、日々の中でも活かしていけるものなのか
その感覚を体感するヴォイスワーク


ひとりひとり
世界にひとつの
かけがえのない声



頭を使わずに心地のいい姿勢で心地のいい声を出し
あるがままの呼吸と声を感じると

いろとりどりにキラキラと、まるで目に見えるように感じられ、
その余韻がそれまでとは全く変わっていくのがわかるのです。


忘れてしまっている
“たいせつな何か”を思い出す、素敵な方法




目に見えたり触れたりできないものは
言葉で聴いたり読んだりしても

頭で理解することはできても
本当の意味では理解しにくい


だけどそれをわかりやすく
具体的に体感していくうちに感じる力が育っていくのです


例えば、胸に手をあててハミングをしてその振動を実感していく
さらに、その手にやさしさを伝えるイメージで発声してみる

手にブルブルと震える振動、そしてそれがあたたかくなっていく


さらに、ワークショップとしてたくさんの人と一緒にやってみることで
自分だけでなくまわりの音も聴いていて

響き合う空間の変化が、より一層わかりやすくなるのです


2人一組のワークでは
人と人とを通して振動を感じ、
1人のときとはまた違う感覚を味わうことができました





さらにはアキラくんのディジュリドゥの音とともに
声を出してみる体験

大地と宇宙との循環を感じるような楽器の振動は
自分の声だけでは響かせるのが難しい細胞のすみずみまでをふるわせ


それを感じながら
声を出していくともっと繊細なエネルギーの流れのようなものを感じられるのです



出てくる声をやさしくみつめて
磨いていく

そんな義樹さんのリードで、全員がそれぞれのリズムで自由に心地よく発声し
アキラくんのディジュリデュの倍音とハドウラム(自作水楽器の波動太鼓)の
重低音の振動が合わさった響きは

宇宙のはじまりをおもわせられるような
異次元にとばされる感覚でした


1部だけで、すでにもうおなかいっぱい、と歓喜の声を上げたいような
素晴らしい声と呼吸の瞑想でした

今、ここにある響き、波動のすべてを受容できる
とてもクリアな状態に開かれたのを感じました



すべてのものは波動

自身を開き、さまざまな感覚を研ぎすましていき
感じようとする意識、
やさしさとか、愛とか、何かいいイメージのものを与えようという意識

それらをもっていると全てに現れ、
自分から溢れ出るものが全部変わっていく、

つまり、きっと人生まで変えてしまえるのだということを
改めて実感させられました。




その後、2部では

音に助けてもらいながら
今、この瞬間を感じることにフォーカスしていく瞑想


アキラくんのハングドラムと
義樹さんのハミングからゆったりと

聴いているだけで
まるで生まれたばかりの赤ん坊になって
女神の愛の抱擁の中でやさしく揺らされながら
子守唄を聴いているような

このうえない安心感の中で、ますますほどけて緩み、開かれていくのを感じました。



義樹さんの声を聞いていると、
前半で自分自身の声を出すワークをやっていたこともあってか
自分の声も、こんなふうにもっともっと気持ちよく出せるのではないか
というイメージを与えていただいたようにも

耳で聴くだけでなく
身体全部で感じる状態になっていたように思います。


地、空、水、風、火そして、月と太陽
エレメンツのマントラをみんなで唱えたときは

自分自身のエネルギーをそれぞれの要素に分解して感じていくような

前の曲が赤ん坊なら、さらにさかのぼって胎児
そして宇宙のひとつぶの存在へとかえっていく状態のように私は感じました


私がいろいろな考え方のベースにしているマクロビオティックでは
さまざまな現象や臓器のひとつひとつまで

陰陽 五行(木火土金水)で捉えてみていき、調和を目指すのですが
理屈ぬきでそれを体感したようにも思いました




全てを統一する悟りのマントラOm Mani Padme Hum みんなの詠唱に
うっすらと義樹さんの般若心経が重なった瞬間は
ほんとうにただ純粋な“無”の状態へ





そこから もう一度地球に還ってくるかのように
世界のほとんどの場所で母を意味する Ma(マー)を
呼吸とともに命を生かす大地の力いただいているイメージで



私たちはいつも大地に育てていただいた
野菜や穀物、その他様々な恵みをいただいて
生かせていただいているわけですが

いただいたエネルギーを、どう使っているかを
いつでも意識していくというのは難しいように思います


無駄にするのでなく
より良いエネルギーに変えて広げていくこと

クリスタルのディジュリデュの音にサポートしてもらい、
浄化のエネルギーの循環を感じながら

自分の身体を通すことでまわりに
より美しく、優しく還していくイメージで声を出しました



暗闇から光へ、、、shanti mantraのひとつ、Asatoma Sadgamaya では

自分の身体、という境界も見失い
まわりの響きに溶け込んで
すべてがひとつになっていくような体験をし、


そこからアキラくんのビワリラの音がキラキラと紡ぎだす旋律へと繋がり
義樹さんの性別を超えた天の声のような響きが重なった時は
新しい誕生への祝福のメロディーのように感じました


これまでの全てを赦して愛で包んでもらえるような
さまざまな感情がこみあげては満たされ、解き放たれて


もっと自由に、のびやかに
光の世界へ生まれ直したような感覚でした




そして全員で
lokah samastah sukhino bhavantu
生きとし生けるものが平安で幸福でありますようにと歌った時は

新しい平和で調和した世界、夢のような楽園を
みんなで創造することができたようにさえ感じました


最後は今日の波動、体験を
じっくりと体中にしみこませるようなシャバアーサナ

その間も美しい音が、まるで今日のこの場が終わるのを惜しむかのように
溢れる愛を最後まで注ぎきってくださいました。
(実際に、予定時間をかなりオーバーして演奏してくださいました)


私は、みなさんにお出しするお茶を準備したりで
それは体験できなかったのですが


終わってからのみなさんのキラキラした笑顔が
本当にまぶしくて嬉しくて


もう、またすぐにでも開催したいと
強く強く願ったのでした。



今回、どうしても会場を少しデコレーションしたり
ハーブティーとプラサード(お供え物をしてその場の波動を受けたおさがりをいただく)を用意したかったのは
五感の全部で満たされたいという想いだったのかな、とあとで気付く

家のまわりのグリーンを集めて

私はそこに植物があると、ふと自然の中に身をおいたときのことを思い浮べるから
そして、カモミールのやさしい香りと身体に優しいマクロビクッキー

素晴らしい体験をさせてくださったお二人と
集まってくださったみなさんに
私はうまく愛を伝えることができない不器用だから
ほんの少しでも届いているといいな



この企画は私が、是非お二人のコラボレーションで
Sound healing & meditationの演奏会をしていただきたいなとイメージしていて

そこに何か努力、のようなものは必要なく
不思議な力に導かれて実現したようなものでした


夢というのは、そこに強い純粋な想いがあって鮮明に描き
余分な力を抜いて、その想いを自由に羽ばたかせたなら

あっけないくらいに実現するものなのでしょうか


自分らしく生きることを許してはもらえずに
小さい頃から今ここの全てから逃げ出したくて
生きていくことを放棄したいと何度も


そんな私を救ってくれたのは
聴こえてきた鳥のさえずりだったり大好きな歌や曲で


この日を企画して実現できたことは
この上ない歓びです



私たちは、響き合い、感じ合うために
生まれてきたのではないでしょうか

誰かと
地球のありとあらゆる命の輝く振動と
そして宇宙のすべてと

それらを、五感を通して、またはそれ以上の感覚、意識で

感じて、今、ここの自分で響き合うとき
生きていることの証を感じるのです







会場は私も最近お手伝いをさせていただいているヨガスタジオFIVE ELEMENTSの1階で
この京都トコ会館というビル全体ではご家族で
助産院と整体サロンをされています


心と身体のゆがみやつまりもほどけて
生まれなおしたように感じたのも

やっぱり、この場所のもっているエネルギーなんだな、と納得



義樹さんとアキラくん、作品作りをしようという話もでていて
今後がとても楽しみです


この素晴らしい感動の体験が、どんどん広がっていきますように


私も、この日与えていただいたものを自分の中で大切に育て
まわりに循環していけるようになりたいと思います


お二人の今後の活動はこちらをどうぞご覧ください


堀田義樹 Yoshiki Horita:
歌手/声と呼吸の研究家/自然愛好家

Aki-Ra Sunrise
水を奏でる音楽家・波動アーティスト
https://www.aki-rasunrise.com/


2017年5月2日火曜日

ありがとうKirtan Camp

みんな本当に良い笑顔。ありがとう!


また新しく、家族と呼べるような素敵な仲間がたくさん増えました
そう、思えるような2日間でした

kirtanを自分で演奏しはじめてからの最近は、
不思議なんだけど実現してからああ、私、こういうことがやりたかったのだな
 感じることが多くて、今回もそんな体験


個人的にはいつもの
京都、滋賀の仲間たちとの集いが
いつもは名残惜しくて、もっとずっと一緒にいたいと思うところを
今回、こころゆくまで味わえるような機会だったなと感じていて

初心者から何度もレッスンを受けておられる方まで、みんなを同じ心地よさにリードしてくださいました

だけど参加者のみなさんが
愛があふれてた
っていうところをとても感動してくださっていて


場所や集まる人によって
同じkirtanの会でも全然雰囲気が違うと聞いていたけれど

私はなんて幸せな場所にいつもいさせてもらっていたのだろうと気付く

チャクラん堂のいただきますの言葉と義樹さんのと両方唱えました

そんな幸せな場所を
今回、大半がはじめましての中でも創れたのは
チャクラん堂の二人とそのおうちと美味しいごはんのおかげ


二人の愛に満ち溢れたおもてなしなしに
すっかりみんなファンになってしまって
私もとてもとても嬉しい

しゅうちゃんの煎りたてコーヒーと
くみちゃんのローチョコで私はまたしても昇天してしまった


止まったら死ぬのかと疑うくらい終止動き続けてくれたくみちゃん、本当にありがとう


今回の合宿のテーマとして
魂の解放ということをあげていた

私自身がKirtanやマントラチャンティングを通して
神様、と呼ぶような大いなるエネルギーを感じ、繋がるようになって
どんどんいろんな概念から解放されていった

その体験をシェアできたらいいなという想い


途中激しい雷雨に地響きまで。前日竹生島に行った義樹さんが龍神雷神連れてきたのかと思った


昨年義樹さんのプライベートレッスンで
はっとさせられたこともあり

参加される方が義樹さんのKirtanを通してそういった体験をして
どんどん周りにも広げていってもらえたらなという願いがあった


みなさんにそんな体験をしていただくためには
まずは私たちからそんな状態でいられるようにしたい

と、前日義樹さんに話していて
そんな想いを汲んでくださってか

今まで私が体験した義樹さんのKirtanの場の中で
一番義樹さん自身がものすごく気持ち良さそうに歌っておられて

他の参加者さんとも
いつもとなんだか違っていたね、と後で話したりした

しゅうくんのをお借りしてギターでのKirtanも。とっても気持ち良さそう


そんな義樹さんのリードに
号泣するかたもいれば
気持ちよさそうに踊るかたもいらしたり
笑い声もたくさん

そんなふうになったらいいな、と願っていた場が実現されていたようでした

(私は自分が踊りまくりたいのと写真撮りたいのとでいっぱいいっぱいで、
実はみなさんの様子をあまり感じられていなかったのだけど

それもまた、私らしくいさせてもらえたという証拠
そして、一番いい場面は自分が楽しんじゃってて撮れてない、、、)

琵琶湖を眺めながらのヨガは雲のおかげで放射冷却がなくて、いつもよりあたたかかった


義樹さんはお会いするたび印象が違うように感じていて
最初ストイックな人なんだな~と思っていたけれど
どんどん実はゆるい人だな~となっていって
今回は最終的におやじギャグの連発すぎてどうしようかなと思うくらいで(笑)

とにかく幅広く奥深いひとだな、と思った

何がでるかはその場のお楽しみ、みたいな

しゅうくんのジャンベとのコラボも素敵だったな


みんなで感想をシェアする場というのは
普段は緊張してしまうこともあってか
どこか少し作られた言葉を話してしまうことが多いように思うけれど

この合宿ではみなさんが安心して
伝えたい想いをそのまま話してくださっているんだな~と感じた

そしてみんなが『またやってください』『毎年恒例にしてください』
と言ってくださって

まだまだ歌いたりない、もっとKirtan三昧したい
とも

これは来年はさらにパワーアップしてしまわなきゃ
と、すでに構想をねりはじめようかと思っています

激しい雷雨の浄化のあとには虹が出たり
近くの花火屋さんの花火があがったり
祝福に満ちた2日間でした

安心してそれぞれの楽しみ方で過ごしてくださっているのが素敵


私は自分でも演奏したりしていきたいという想いももちろんあるけれど
レコード会社でさまざまなディレクションをしたりした経験もあって

こうして企画して形にしていくようなことも
やっぱりおもしろいな、と思う


そして今回とても印象的だったのが
義樹さんやKirtanのことを良く知らなかったけれど
フライヤーを見てピンときたので来ました
と言ってくださるかたが何人かいらして

レコード会社での仕事も、デザインの仕事も
徹夜で身体がおかしくなるくらい働いた
苦い経験だと思っていたものが

大好きなことに活かすことができる大切な経験に変わったのは
私にとって、とても大きな変化のように感じているのです

ハルモニウム11台とウクレレ2台でのリード奏者の為のレッスン!


いつも大きなイベントが終わると
燃え尽き感と少しの空虚感に襲われたりするのだけれど

今回はむしろ、ひとつの通過点というか
新しいはじまりを予感させてくれるような歓びの感覚で

この先どんなふうに展開していくのか
とても楽しみ

とにかく、みなさんが
来たときよりもキラキラの笑顔で
帰って行ってくださったように感じていて

それはきっと私が本当にやりたかったことの中の

とても大事な部分なのだろうと思う

2017年4月16日日曜日

最近の “ 私とKirtan ”


やっと落ち着いたので2回目の『縁結びキールタン』の振り返り投稿など

当日をイメージして演奏したい曲を決めた少し後だったろうか
出演者のお子さんがずっと入院していると聞いて

こんな時だからこそ祈りを捧げたいという彼女に
みんな賛同して、それぞれが祈りを捧げると誓った




練習の時から、そうやって想いは繋がっていて
それがそのまんま形になったような1日

退院して元気そうに参加してくださっている姿を
間近に見ながら演奏できて
本当に幸せでした

Kirtanを歌っていると
毎回いつもどこか不思議なくらい
思わぬ形でイメージしていたことが現実に実現するように感じます




私が演奏した曲は、ちょうど離れたところにいる人にも
愛を届けるのにぴったりな気がして

最初は入院中の彼女に向けて歌っていたけれど
次第に、同じように、今苦しみの中にいる人
みんなに届くのではないかと思い




最後には自分自身の過去の苦しかった時や
これから先にも

どこにだって届けることができるような気がして

私自身もとてもとても癒された時間を過ごさせていただきました



それからは
何か雑音が洗い流されたような時間を過ごしていて

マントラの持つパワーについてや
いかに純粋な声を出せるかなど

そういうことを追求するほどにおもしろくて
Kirtanの練習が全然できていないのだけれど

試しにちょっと歌ってみたりすると
前よりもなんだか良くなっているような気がします


きっと、何かわからないけれど
たいせつなことを、つかみかけているんだろうと思う


気がつけばもうすぐ!のキルタン合宿も
とっても楽しみ

詳細はこちら

2017年3月28日火曜日

新しい月の夜に

キルタン合宿のオプションクラスが定員に達した日
京都では大きな虹が長い間現れていました

私は見晴らしの良い大きな窓のあるところにいて
その美しさに見とれていました

圧倒されて畏れすら感じるような

何か大きな役目を与えていただいたような感覚の
歓びと畏れ





それが何かはよくわからないけれど
覚悟を決めてありがたく受け取らせていただきたいと思ったのでした


きっとKirtanに繋がってることなのだろうなと思う


小さい頃から片方の耳がほとんど聴こえないので
ハルモニウムを弾きながら歌うと
音がよくわからなくて難しい

前回、義樹さんが京都に来られた時にパーソナルレッスンを
受けさせていただいた時に相談したこと


私のやろうとしていることが、もし思った通りにできるようになったら
それは多くの人に勇気を与えるようなことになるよ

と言っていただいて
両耳が聴こえないという訳でもないのに大袈裟だなあなんて思っていた


だって、この耳でレコード会社のときはディレクションもしていて
それがちゃんとCDとして販売できるようなものだったのだから

普通の人と変わらないと思っていた


けれどそのあと、発声の為の呼吸のことを教わっているときに
頑張りすぎてるということをとても実感して

私の身体の細胞全部が “やっとわかってくれた”とばかりに
涙が止まらなくなったのだった


もう、今では全然頑張らなくなっていたつもりだったのに

みんなこれくらいのことあたりまえにやってるんだから、と
自分の身体の弱さを無視していたことにやっと気付いた


それから少しずつだけど

気持ちのいいことしかやらない
気持ちのいいやり方でしかやらない

ようになってきていて


今までなら頑張って努力すればした分だけ
結果がでてきたようなことも

逆にそのほうがうまくいくようになってきているように感じている


そして以前より、声も気持ち良く出せるようになってきている




先日の 縁結びキールタンのリハーサルのときは
最初、いいかんじ!と思って歌っていたら

盛り上がってきてみんなの手拍子とエネルギーとで
やっぱり音がわからなくなって声がぜんぜん出なくなってしまった

いや、一応でてたのかな?
聴こえなくてわからないから張り上げてしまう


本番までに、どこまで自分の内側の響きを信じられるか


Kirtanを練習しているだけで

それは生き方全部に繋がって
まわりに起こることにもわかりやすく現れる

これからも日々の変化を楽しんでいきたいと思う


キルタン合宿の詳細はこちら

縁結びキールタンの詳細はこちら

2017年3月5日日曜日

Varanasiの思い出

1年前の今日はバラナシにいて

一番印象に残っている出来事
ひとりでAssi GhatからDashashwamedh Ghatまで歩いたときのこと



何度も行き来した道のりだけど
一人で歩いたのは初めてで
ちょっとドキドキ

そんな心を見透かしてか
ボートやお店への勧誘の声がたくさん

もちろんスルーして行くのだけれど
いつまでもしつこく着いてきて日本語で説教してくる人が
うっとおしくて

これは、自分の状態が良くないから起こっていることなのかも、と
一度リセットしようと座って休憩した



ガンジス川の流れをぼんやりと眺めて
もう何年前だったか
淀川(大阪)の流れを眺めながら
もう死んでしまいたいくらいの疲れと絶望に呆然としていた頃のことを
思い出したりして

こんなにも自分が変化したことに感動したりしていた



今すぐこの場で自分を変化させてみる

どうやったら気持ちよくここから先、残りのみちのりを楽しめるか


ここは試しに
私があまりにも高貴な光を放っていて
誰も勧誘して来れない
というのをやってみれないだろうか

思い込んでなりきってみればどうなるか

半分瞑想的な状態で
歩き始めてみた



もしかしたらそれまでと同じくらい
声をかけられていたのかもしれないけれど

そんな声がもうまるで気にならなくて
自分が光り輝いているというイメージの瞑想的な状態は
とても心地よくて

ただ、川の流れや砂埃や牛のにおいや
いろんなものを感じながら
今ここを歩いている自分の感覚を味わっていた



すると突然向こうの方から10代くらい?の女の子がかけよってきて
まるで憧れの有名人にでも出会ったかのように
目をキラキラさせて“一緒に写真撮って!”と
言ってきたのでした

あまりの勢いにびっくりして一瞬
写真撮って詐欺みたいなものでもあるのではないかと疑ったけれど
(ごめんなさい)

ただ写真が撮りたいと思ってくれただけだったみたいで



写真撮るの好きなインド人は
日本人とは特にすぐに撮りたがるらしくて
他の場所でもたくさん写真を撮られちゃったけど

このときの勢いとキラキラ感はすごく心に残っている


思った通りに人は変化できるものなのかもしれないと
感じた出来事だった



まわりに起こっている出来事、状況は
自分自身の内側が反映されているだけなのだ

ならば、その現実を受け入れて
どう変化させたいのかに気付き
実行してみるだけなのだ、と思った

それは、日本に帰ってからも
Kirtanを始めてからものすごく輝いてるね

なんて言ってもらえることに繋がっている体験なのかなと思う




今年も行きたかったインド
どうして行けなかったのかなと考えてみたら

ドゥルパドの復習が途中のままだったので
また再開してみた

何度聞いても学ぶことだらけで
今、日本にいて一人でじっくりとりくめる時間があるからこそ
できることをやってみよう

次に進むのはそのあとが
もしかしたらベストなタイミングなのかもしれない




さて、4月の楽しみな予定が2つ

出演させていただきます


主催させていただきます



2017年2月26日日曜日

繋がるご縁

縁結びキールタン 2回目が4/1に開催されます。

そこにたどり着くまでのご縁を振り返ってみたら

もしかしたら、ご縁というのは
そもそも意識の世界へ自分が投げかけたものが
だれかの意識と引き寄せ合って

そして行動するときに物理的に出逢い
結ばれるものなのかもしれないなと思う


前回の縁結びキールタン


1回目に参加させていただけたのは
ハルモニウムを購入したその日に
会場のAiちゃんに、キールタンの練習会がしたいです

と、メッセージしたら、ちょうどキールタン練習中の人たちで
発表会的な意味合いも込めたようなイベントを企画しているので
主催者の一人に入りませんか?と声をかけていただけたことから

Aiちゃんと知り合えたのは4月に行われた
GumiくんTikoちゃんの結婚パーティーで

素敵な結婚パーティーだったな


GumiくんTikoちゃんに出逢えたのは二人が主催する
Heart Gatheringというキールタンイベントに
チャクラん堂の二人が出演したからで

チャクラん堂の二人と出会えたのは
レインボーギャザリングに参加したから

そこに参加したのは、その会場の朽木で毎年行われていた
山水人というイベントに参加していたからで

山水人に行くようになったのは、
たまたま会場の絵が描かれた看板を見かけて
とても気になって

2009年の山水人


ちょうど当時参加していた飯田茂実さんのワークショップで
知り合った友人が行ったことがあって今年も行くというので
連れて行ってもらえたからで

そのワークショップに参加したのは
ボランティアスタッフなどしていた大阪の天人というカフェでのつながりからで

天人はたまたま通りかかって気になって入ってみたカフェで

というかんじ

気になるところにちゃんと行くっていうのは
ほんとにたいせつなことなんだなと思う

10年前天人で出会った仲間たちと 真っ赤なアコーディオンを弾いていました



この流れが加速して行ったのは
だいたい9年から10年くらい前からのことで

それまで忙しく働きづめで
会社に寝袋があるくらいな日々から

忙しくしてごまかすのではなくて
ちゃんと自分と向き合っていこうと行動しはじめた頃


Kirtanに出会ったのもその頃、ヨガに通いはじめたからで
唯一続けられたのはマントラを唱えたり歌を歌ったりをたくさんする
クンダリーニヨガのクラスだった

Deva PremalやSnatam Kaurを教えてもらったのも
カルサ先生で、生駒のヨガ道場にGina Salaさんが来てくださったのが

実際にKirtanを体験したはじまりだったと思う


ここに掲載させていただいた写真には

今は会いたくても、もうどうやったって会えないかたがたがいらして

ひとつひとつのご縁をたいせつに
してゆかなければと思う


次の縁結びではどんなご縁が結ばれるのだろう

楽しみに当日演奏予定の曲を

毎日歌っています

2017年1月13日金曜日

タヌーさんのマントラコンサート

満月の昨日は
タヌー・ヴァルマさんのマントラコンサートに行ってきました

タンバリンでマントラを歌う彼女は
今、読んでいるGayatri Mantraの本の著者
Pandit shriram acharyaさんから
イニシエーションを受けた人





この本と彼女のCDは
ちょうど昨年教わった Lakshmi Beej Mantraを
40日と少し唱え続けた頃にやってきて


それからまだ数日しか唱えていないのだけど
やっぱりパワフルなマントラだなーと思う
(パワフルすぎて前に一度唱えるのをやめたこともある)



それとも、今回の満月のパワーが
すごかったのかもしれないし


昨年から少しずつ動き始めていた
自分の奥底の
深い深いところにある
癒されたくて、どうしようもできなかったところの

デトックスがすごすぎて
このところ癒しの涙がたくさんの数日間でした


ごはんもとっても美味しかった!



そしてそんな日々を経て
今日は実際に近くで響きを体験できて

彼女が唱え続けてきた感覚が
感じられたように思う

深い瞑想状態の心地よさ



ちょうどインドに帰国される最後のコンサートに
間に合うタイミングで知れてよかった





素敵すぎるヘナアートをしていただきました
すごいスピードで下書きもなく
細かな模様を描くなんて

魔法みたい



今年も素晴らしい一年になりそう

満月を見上げながらの帰り道
そう思えたのでした

消える頃に願いが叶うのだそう

2017年1月4日水曜日

2017年 はじまりの時に思ったこと

Lokah Samastah Sukhino Bhavantu

すべての生きとし生けるものが幸福で自由でありますように。
私の考える事、そして言葉や行動が、
その為に、貢献出来ますように。



いつもは年越しイベントに参加している私ですが
今年は家で静かに現代霊気の『光の祈りと瞑想』を唱えながら
年を越しました

(そしてそのあと除夜の鐘のかわりに(?)
いろんなマントラ108回大会をひとりで開催していました(笑))


光の祈りと瞑想の中にある言葉も
“霊気の光によって全宇宙が平和でありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
私たちを取り巻く環境や
一人一人の心が安らぎと調和に満ちたものでありますように”
とあります


Lokah Samastah~は、私が初めてKirtanを体験したGina Saláさんの
Sound healingで最後に歌った歌で

個人的にも想いの深い歌


あれは、何年前だったろう
ジャグバンドにアコーディオンで参加させていただいて
施設をまわって演奏していた頃

(今思えばハルモニウムに似たアコーディオンで“捧げる”演奏をしていて
やってる音楽のジャンルは違えどどこか通じるものがある)



メンバーの一人が病気で入院していてとうとう、という時に
最後のお見舞いを許され、病院へと向かう途中


涙で滲む大きな満月に向かって
この歌を歌ってた

どうしてこの歌だったんだろうって思うけど

彼のまだ小さな子供たちや奥さんのこと

そして、他のバンドのメンバーや人気者だった彼のたくさんの仲間たち
みんなの想いを代表して向かっていた私には
この歌しか思い浮かばず

ただただ必死で歌っていた


だからこの歌を歌うといつも彼のことを思い出す
そして、人はいつどうなるのかわからないのだから
今できる精一杯をやらなければと思う


誰かの為に、何かをしたいなら
まず、自分を満たして満たしていっぱいにすること


そうしたら、自然とそれは溢れ出す
溢れ続けるものはきっと

いつか誰かに届いているものだと思う



今年もいっぱい歓びを創ろう